ギャンブル依存症

ギャンブルをして得たものは何か?

2025年07月12日
お金? 快感? 高揚感? 独りの時間? 優越感? ギャンブルで得ようと思って期待してたのに見事に裏切られてストレスをためて、浪費し借金をして、使っちゃいけないお金つかったり、人間関係をないがしろにして後悔と罪悪感、自責の念で押しつぶされそうになっている、これが現実でまごうことない私たちなのだ。 我々はギャンブル依存症であることを認める。 ギャンブルを打ちひしがれてもうどうしようもなかったと認める。 ギャンブルで結局は勝てないものであること認める。 あの時、あの場所で、人にウソをつきながらギャンブルやっていたことを認める。 失った時間は戻ってこないことを認める。 本当に大切なものは何なのか、考えることもやめてちゃんと向き合っていないかったことを認める。 「自分はそうじゃない」と思ってまだギャンブルに頼っている。 現実を見ずに抗っている自分がそこにいて、ずっとずっとギャンブルという鎖でぐるぐる巻きにして、いつまでたってもうまくいかないなと思っている自分がいることを認める。 認めることはけして難しいことではない。 カッコ悪いことをしてきたのだから、カッコつけず認めてみよう。 今まで独りで重荷を背負って必死でなんとかしようとしてきた。 いつになったら報われるのかと苦しい道を選んできた。 「詰んだ」と思った今、荷物が多すぎている状態なんだ。 だから、その荷物をちょっとだけ下ろしてみよう。 大丈夫、下ろしても怖くないよ。 荷物下ろしてみないと、何があるかもわからないからね。 下ろしたら下ろしたで一つずつ仕分けしてみよう。 今まで独りでがんばってきた自分を少しだけ「よくがんばってきたね」と声をかけてあげよう。 下ろした荷物の仕分けは、面倒だからといってすぐにまた背負わなくていい。 独りでやらなくていい。 仲間はいる。 仲間もついているからいっしょに仕分けしていこう。