ギャンブル依存症
簡単に考える
2025年07月23日
ギャンブル依存症で苦しみを抱えて、「ほんとイヤになる」「こんなはずじゃない」「何度やっても負ける」「いつになったら報われるのか」「これだけやっているのだから報われてもいいはず」「次こそは…」「次勝てば返済できる」とか考えてしまう。罪悪感と自己嫌悪に苛まれて、明日なんかどうでもいいし、どうにでもなってしまえなんて自暴自棄にもなってしまう。ギャンブルにしか目を向けていない時は、ギャンブルしか考えられなくて、他のことなんかまったくもってどうでもいいものに感じてしまう。ストレスの上塗り、無限ループの闇に落ちていく。
自分が苦しんでいる中、一方で他人はどうなのかと言うと、「ギャンブルをやめました」「今日はギャンブルしないで過ごせました」「楽しいことありました!」「美味しいもの食べました」「恋人といっしょに過ごせました!」など、とってもポジティブで生活を楽しんでいる。ギャンブルやっている最中はそんな他人もイヤになる。「馬鹿らしい」「俺の苦しさわかってない」「いつかまくって見返してやるんだ」「次の賭けで俺は人生変えれる」という変な反骨精神が芽生えたり、他人をみて「はいはい、そうですか」とか「カッコ悪すぎだろ」「自分はそんなんやらんし」「馴れ合いかよ」「やっても無駄」だと見下したりする。
そんな苦しみから抜けるために他人が何をしているかというと、ただ【ギャンブルをやめた】だけ。
みんな、ギャンブルをやることで日常をこの手に取り戻しただけなんだ。
ギャンブルなんて自慢したところで何にも価値のないことに誇りを持つよりも、あなたはもっとギャンブル以外で輝くべきだし、もっと自分を大切にしていいし、もっと楽しいことしてもいいし、自分のことに時間を使ってもいい。苦しい時間を過ごすより、楽しい時間を過ごしたほうがいい。
あなたはあなた自身のために、あなたらしく生きていくことができるのだから、未来を予想することに一喜一憂するのではなく、方法はギャンブルや犯罪以外なんでもいい。あなたには変える力があるのだから。1日1日を自分にとって価値のあるものに変えていこう。