ギャンブル依存症
ギャンブルやりたくないのにやってしまう、そんな自分は嫌い
2025年08月08日
やめたいのに、またやってしまった。
「ギャンブルなんてもう二度としない」と誓ったのに、気づいたら手を出していた。
頭ではわかってる。そう、頭ではわかっているんだ。
やったら後悔するのも、苦しくなることも失うものがあることも。
それでも止められなかった自分に「自分なんか嫌いだ」って思う。
自分を責めてしまうのは、本当は「やめたい」と心から思ってる証拠なんだ。
「やめたい」という気持ちがどうでもよかったら、こんなに苦しまない。
こんなに落ち込んだり、こんなに悔しくなったりしない。
ギャンブルをやめるって、魔法みたいにピタッと止まることじゃない。
止まったり、戻ったり、また踏み出したりを繰り返して、少しずつ前に進むこと。
それは気持ちの持ち方も、そう。不安や心配、モヤモヤ、怒りや悲しみを繰り返して少しずつネガティブからポジティブにしていくこと。
今日やってしまったなら、それが「終わり」じゃなくて、「ここからまたやめ直せる」という「はじまり」なんだ。
嫌いになりそうな自分も、過去の失敗だらけの自分も、ちゃんと「ギャンブルをやめよう」という道の途中にいる。
だから、責めるより、声をかけてあげよう。
「つらかったね」「悔しかったね」「でも、また戻ってきたね」って。
ギャンブルをやらなかった日はもちろんすごいけど、やってしまったあとに「戻ってこよう」とした日も、同じくらいすごい。
今日も、また一緒にやめ直していこう。
同じ病気で苦しんでいる仲間がいる。独りじゃない。
ほんの少しずつ、自分を許して、自分と仲良くなろう。