ギャンブル依存症

ギャンブルは、なんぼやっても保証がない

2025年08月15日
保険商品には「もしガンになったらお金を払いますよ」というものがあるが、本当にお金で解決できるのだろうか? お金をもらえたときには、すでにガンになっていて、生活にも支障が出ている。 そのお金は入院費や治療費で消えていく。一時的に助かっても、病気になった事実は消えない。 死亡保険金なんて、自分では使えない。自分の死後に誰かが受け取るもの。 健康を保証してくれない保険に、私たちは何も考えずお金を払い続けている。 「もうそろそろガンになるだろう」と思って期待するものではないけれど、よく考えたら、これは「当たっても手遅れ」なギャンブルにも見える。 もちろん病気に備えるのは大切なことだけどね。戻ってこない「今日」を大切にする視点も、忘れちゃいけない。いつか来る恐怖に震えて眠るなんていやだよね。 「子どものために」「残された人のために」も必要だけど、それは本当に自分にとって必要な選択なのか?一度立ち止まって見直してもいいかもしれない。 じゃあ私たちの抱えている問題のギャンブルはどうか? 「期待値が高いからトータルで勝てる」 「出玉保証がある」 「この一発で人生が変わる」 「この1点なら手堅い」 「あと少しで出金できる」 それらのどこに、保証があった? 当たったときにはすでにたくさんのお金を使っている。 数をこなせばこなすほど、むしろマイナスになる。 仮に勝ったとして、それで人生を本当に変えられたか? 本当に価値ある何かを得られたか? ギャンブルの定義は人それぞれだけど、 「確率が低く、リスクが高い行為」として考えると、わかりやすいかもしれない。 本当に必要なものはたくさんあるのに、どうでもいいことに、私たちはお金と時間と心を浪費していた。間違った賭けをひたすらやっていた。 でも、今なら自分の人生に賭け直せる。まだ遅くない。 自分の人生に賭けるなら、 「成長した自分を見られる確率は100%」 「命までは取られないから、リスクは低い」 今まで言い訳ばかりして変われなかった自分を、今こそ、言い訳をやめて変えていこう。 その挑戦に、賭けてみよう。 今日も1日、ギャンブルのない素敵な日になりますように。 足元に転がる小さな幸せを、今日も見つけられますように。